The road to becoming a farmer ➊

園主(私)と私たち家族がどのような歩みで農家になったのかご紹介しますね。
今後、「農家になりたい人=新規で就農したい人」の一助となれば嬉しいです。

【Step1】
就農するための資金計画を立て、当面必要な資金(貯金)を確保 →3年分の生活費+就農経費

【Step2】
資金の目途がたったら就農候補地を探す →2020年から就農説明会等に参加
熊本県農業経営・就農支援センターが主催する「熊本県新規就農セミナー&相談会」が
決め手になりました。 参考:https://www.kuma-farm.jp/event/

【Step3】
「熊本県新規就農セミナー&相談会」でご縁を頂いた「芦北地方農業振興協議会」のユニークな
取組に惹かれて移住を決意。取組内容については下記のURLを参照下さい。
今も多くの新規就農仲間が取組を利用して就農または就農準備を行っていますよ。
参考:https://ashinoushinkyou.jp/
そして、様々な事情を考慮して2023年に芦北地方に移住することを決意しました。
決意から移住までの3年間は不明な点、不安な点の解消のため、
何度が芦北地方農業振興協議会の担当者と 面談を行いました。 

【Step4】
2023年に勤めていた会社を退職。家族で芦北地方に移住。
移住後、「芦北地方農業振興協議会」のユニークな取組のひとつ「リリーフ園制度」を活用し、
現果樹園の地主さん(園主の師匠)と巡り合う。
※リリーフ園…芦北地方農業振興協議会で取り組んでいる、新たな担い手確保対策として、
地域内で離農される農家の優良農地(樹園地)を、同協議会が一時的に借り受け、
そこで就農希望者の研修を行ない、研修終了後にそのまま就農者へ引き継ぐ農地のこと。
参考:https://agri.mynavi.jp/2023_01_16_214486/

【Step5】
師匠及び芦北地方農業振興協議会の指導のもと継承予定果樹園(現果樹園)で
約1年間の農業技術修行を受ける。

【Step6】
2024年、行政に「青年等就農計画」を提出し認定を受ける。→いわゆる「認定新規就農者」ですね。
同時に開業届を提出、JAの組合員や部会への入会手続きを済ませ「農家」デビューです。

現在は甘夏の初出荷を終えて、2回目の出荷に向けてみかんに向き合う日々です。
次回は就農までに利用した「制度」についてご紹介できればと思います。